ハコムス宝くじライブ第3弾 密着取材!


■ハコムス宝くじライブ

5月21日(日)にAKIBAカルチャーズ劇場にて開催された『ハコムス宝くじライブ第3弾』を、ムスメ賞に当選した取材班3名(ぴんちゃん氏、矢崎氏、私)が密着取材してきました。普段は見る事が出来ない会場入りの様子や、リハーサル、本番直前のバックヤードの様子も見学してきたので、その様子をお届けしたい。なお、ライブ本番前に実施したメンバーへのインタビューは、先行で公開されているためそちらを確認頂きたい。

ハコムス宝くじライブとは、ライブのセットリスト・衣装などを丸々プロデュースしたい!(ハコイリ賞)、ライブ中に目線が欲しい!(ロックオン賞)、メンバーから手紙の返事が欲しい!(箱文賞)、ビデオレターが欲しい!(ハコくえすちょん賞)、ボイス入り目覚ましが欲しい!(はこむすといっ賞)などなど、アイドルファンのありとあらゆる願望を宝くじの賞品として用意し、叶えてくれる素晴らしい企画である。今回で宝くじライブは3回目となり賞品もより一層充実したものとなっている。

用意された様々な賞の中から欲しい賞のくじを1口500円で購入し、抽選会にて見事当選すれば、唯一無二のお宝賞品を得られるのである。そして、今回我々3名が当選した賞はムスメ賞、ハコイリムスメを丸一日密着取材する事ができる権利を得たのである。

白熱?の抽選会の模様はyoutubeでも公開されているので是非そちらを見て欲しい。

■メンバー会場入り

取材班3名はメンバーより先に楽屋入りし、貸与されたAKIBAカルチャーズ劇場のプレスの腕章を装着。会場入りの瞬間をカメラに収めるため、劇場裏手の階段の踊り場にカメラを構えて身を潜める。(これは怪しすぎる・・・まるでスクープを狙っている何かの記者のようだ・・・辛い・・・)

とはいえ、メンバーは取材班が待ち構えている事など百も承知であるため、少々の戸惑いは見せつつも笑顔で「おはようございまーす」「ごきげんようー」と爽やかな言葉を発し、軽やかに階段を降りていく。

メンバーの会場入りの様子を見届け、一旦、取材班用の楽屋に戻っていたところ、先ほど会場入りしたメンバー全員が挨拶に来てくれる。

「ご挨拶させて頂きます。お世話になります。私たちハコイリ♡ムスメです。」

リーダーの我妻さんより「素敵な記事を書いて頂けるよう素敵なライブにしていきたいので今日は一日宜しくお願いします」とのお言葉を頂く。

■リハーサル

続いてリハーサルの様子を見学。リハーサルは本番で披露する曲順で行われ、フォーメーションや振り付けの最終確認、マイクの返し等の調整も行われる。1曲終わる毎に曲を止め、鈴木プロデューサーが、全体的に気になる点などを指摘している。続いて神岡さんが立ち位置や振り付け等、懸念点があるメンバーについて指摘し、問題箇所の対応を行うのが基本スタイルのようだ。

振り付けについて指摘されるのは主に4期生。彼女達は加入して間もない上に、この日披露する曲もやった事が無い曲ばかりだから無理もない。
特に戸羽さんは岩手から通っていてレッスン時間も限られているため、動画で覚えたり、細かな点はメール等でサポートを受けている状況である(遠距離である事について、加入当初大阪から通っていて同じ辛さを知る阿部かれんさんから励ましのメールを貰う事もあるそうだ)。
神岡さんは他メンバーの立ち位置や振り付けまでもよく把握しており、加えて全体を見る能力にも非常に優れている。自身より後方や一見死角の位置にいると思われるようなメンバーでさえも、立ち位置や振り付けの誤り等を的確に、強い口調で指摘していく。

卒業を間近に控えた神岡さんは、新メンバーと居られる時間も限られており、残された僅かな期間で3期生・4期生に少しでも何かを残そうと、より一層指導の仕方が厳しくなっていると感じられる。4期生も神岡さんの気持ちに応えるかのように必死でついていく姿が見てとれる。

〈4期生 塩野 虹〉
〈4期生 戸羽 望実〉
〈4期生 寺島 和花〉

他に動きが目立つのは、3期生の井上さん、次いで吉田さんである。積極的に気付いたところは発言し、周りのメンバーにもアドバイスを送る姿が度々見られる。実際にどのような助言を送っているのか、それが適切な内容であるのかは私には分からないが、率先して後輩に声を掛け引っ張っていこうとする意思が感じられる。

残る3期生の星さんは、私の目から見ても立ち位置や振り付けを覚えるのが得意ではないように見える。そのため4期生の事まで考えていられる余裕はあるのだろうかと気になってしまう。しかしそれも余計な心配で、星さんも周りの状況に気を配り、気付いた点があれば寄り添うようにそっと近付き、優しく囁いて伝えている。彼女の性格からか、伝え方があまりにも優し過ぎるため(神岡さんとは対照的だ)、注意して見ていないと気付かなかったかもしれない。中学生にしてお母さんのような存在と言われる理由が分かったような気がした。

全体を見渡す余裕があるのは、我妻さん神岡さんくらいのようで、前後左右にフォーメーションが入れ替わる箇所などは、基本的に立ち位置が近いメンバー同士で声を掛け合い補っていくしかない。
今では3期・4期のみのLINEグループも存在し、その都度反省会なども行われているとの事。今後、多少困難な事があった場合でも、3期・4期のみでも十分対応していけると期待できる。

〈3期生 星 里奈〉
〈3期生 吉田 万葉〉
〈3期生 井上 姫月〉

神岡さんの卒業、鉄戸さん・阿部さんの活動縮小により、我妻さんにかかる負担は相当なものになるのではないか、そう思うファンも少なくないはずである。
我妻リーダーは自分一人で抱え込んだり、皆を引っ張っていこうとするタイプではなく、メンバーを見守り、メンバーにできる事は任せて、それぞれの意思で最適な行動、発言をし易い環境を作る事を心掛けているリーダーのようである。リハーサルの見学を通し、その方針が今上手く機能し出しているように私には感じられた。
今後もハコムスは、イベント毎に参加メンバーが流動的になる事が予想される。メンバー構成により、歌割りやフォーメーションも大きく変わる事がこのグループの活動で最も難しい所だと思われるが、その時にその場にいるメンバーで、それぞれが自発的にできる事を行い柔軟に対応していけるチーム作りが今行われているようである。

〈1期生 我妻 桃実〉
〈1期生 神岡 実希〉

■本番準備(バックヤード)

衣装に着替え終わったメンバーが、本番までの時間を利用し、各々が最終確認を行っている。
4期生は3人で歌や振り付けの確認、神岡さんはスマホ片手に歌詞を確認しながらソロパートの最終確認を行っている。楽屋からは本番で行う告知の練習をしていると思われる声等も聞こえてくる。

〈神岡先輩の指示を聞く塩野虹〉
〈真剣な眼差しの神岡実希〉

4期生達が振り付けの確認をしている所に、井上先輩が歩みより声をかける場面に遭遇。
「ねー、新メンバーさぁ、見せパン履いてる?」「履いてます!」
唐突に耳に入ってきた単語に思わず動揺してしまったが、そう本番直前のアイドルにとって見せパンを履いているか否かは最重要チェック項目なのである。井上先輩はただ普段通りやるべき確認を行っているだけと推察されるので、変に動揺してしまうこちら側がおかしいのだ。我々がいても飾らずに、普段通りの本番直前の姿を見せてくれているのかと思うと有難さを感じた。

〈井上先輩と4期生たち〉

オンタイムで行くとの事で、メンバーが集まり円陣が組まれる(全員揃ったこの場でも見せパン履いてる?という声が聞こえてくるためやはり余程重要な確認項目なのである)。

そして本番へ向かう気合入れの掛け声が発せられる。せーの、せーで・・・

「イエス!イエス!私たち!ハコイリムスメ!ハキハキと!声だして!一生懸命!リズムにのって!無理をせず!好かれる!メンバー!・・・・??・なんとか・・・なんとか・・・腐っても~アイドル!なんとか・・・・レボリューション!!!」

・・・後半何言ってるのかさっぱりついていけない。初期の頃に聞いたことある掛け声からもよく分からない何かが続々と付け足されていってるようだ・・・・。

■宝くじライブ本編

予定時刻通り、ハコムス宝くじライブがスタート。
1曲目は『ホワイトラビットからのメッセージ(1987年/渡辺満里奈)』、2014年秋・冬公演時のカバー曲、年明けの曲で幕を開ける。衣装は『さよならのプリエール』の衣装。現在、神岡さんが中心の曲で、バックヤードでも直前までソロパートの音取り行っていた。

2曲目は『baby blue(2009年/アイドリング!!!)』、2015年春公演のカバー曲。桜咲く季節の曲。サビの部分の前列・後列で腕の上げ下げのタイミング等が異なるが、リハでは後列時の手の振りが上手くいかず確認を行っていた。

MCパートでは、今回の宝くじライブのテーマが「ハコムス春夏秋冬」であり、それぞれの季節の曲で構成されたセットリストである事が明かされる。今回のセットリスト(8曲)、衣装、トークテーマは、ハコイリ賞に当選した「ちょ~じ」さんプロデュースによるもの。この賞に当選すれば、自分の思うがままにライブを丸々プロデュース出来てしまうのである。

3曲目は『雨のジェラシー(1990年/CoCo)』、2016年夏公演のカバー曲。梅雨のシーズンの曲であり、傘を手に持った振り付けが特徴的である。ハコムスのライブでは基本的に最低1曲、撮影可能曲が設けられる。今回はこの曲と8曲目が撮影可能曲。それに加えロックオン賞の対象曲でもある。

ロックオン賞とは、好きなメンバーが当選者に対し、ライブ中に確実に目線をバッチリとお届けするという第3弾にして初登場したも賞である。当選者は推しメン手製の目立つタスキをかけて座席に座り、メンバーがその姿をライブ中にロックオンするという、客観的に見ていてとても面白い賞であった。

4曲目は『あのコによろしく(1990年/ribbon)』、2016年夏公演のカバー曲。この曲は人数が多いとラストでメンバーが交差しながら順番に左右の立ち位置を入れ替えるところを、決められたメロディー内で完了するのがかなり難しいみたいである。

5曲目は『泣かないでエンジェル(1992年/Qlair)』、2015年夏公演のカバー曲。夏の終わりの楽曲。CoCo、ribbon、Qlairと、夏曲のセットリストは全て乙女塾からの選曲となった。

続いては、トークテーマ「好きな季節・嫌いな季節」に沿った討論が行われた。メンバーの好きな季節については下記の通り。
・春:我妻
・夏:戸羽、吉田、井上
・秋:塩野、神岡、星
・冬:寺島

また、我妻さんに「リーダーをやってみた感想」がトークテーマとして出される。本人曰く、自由にやってきたからまとめる事にはまだ慣れないけれど、手を取り合いながらやっていきたい。最近は「みなさんごきげんよう」のイントネーションを如何に上手く言うかに嵌っているとの事。

6曲目は『落ち葉のクレッシェンド(1985年/河合その子)』、2015年秋・冬公演のカバー曲。この曲は吉田さん、神岡さんの二人で歌うユニット曲。和やかな雰囲気に包まれたトークパートから一転、会場に静寂が訪れる。吉田さんが一人中央で佇み、伸びのあるキュートな歌声でAメロを歌い上げ、会場の視線を一手に集める。その後下手から神岡さんが加わる。

最近の吉田さんの歌唱力、表現力の成長には目を見張るものがある。個人的に、元々この歌割りを担当していたメンバーに思い入れがあると、中々素直な気持ちで見られない時もある。そんな胸の仕えのようなものを、取り払ってくれるような素晴らしいパフォーマンスであった。
この曲は、葉っぱの妖精と呼ばれる(ほぼ呼ばれない)彼女に相応しい曲と思える。

3期生の中でも重要なパートを任されることの多い吉田さんが、このグループを巣立って行く神岡さんと手を合わせる場面が印象的だった。今後、ハコムス楽曲における神岡さんの印象的なパートも誰かに引き継がれていき、その子なりの表現で輝きを放っていく事になるのだろう。

7曲目は『さよならのプリエール(2015年/ハコイリムスメ)』、2015 秋・冬公演から歌われたハコムスのオリジナル曲。今日のライブ衣装もこの曲の衣装である。4期生にとっては初めて身にまとう衣装で、卒業メンバーの衣装を引き継いでいる。この衣装のベレー帽は慣れていないと上手く被るのが非常に難しいらしく、その上ライブ中に落ちないようにキープするのも大変であるらしい。この日も苦労していたように見受けられる。

8曲目は『Winterスプリング、Summerフォール(1989/渡辺美奈代)』2015 秋・冬公演のカバー曲。季節毎にあなたを想うというこの曲は、「ハコムス春夏秋冬」を締めくくるのに相応しい楽曲。今回のセットリストは、ハコイリ賞当選者の方が、この曲にヒントを得て、春夏秋冬の曲を揃えた構成としたとの事。この曲でハコイリ賞によるセットリスト8曲は全て終了。

そして最後の曲は 『眩しくて(1992年5月21日/Qlair)』
この曲は新カバー曲を決定できる特賞に当選された「あきを」さんによる選曲。選曲の理由は、元々好きな曲でカバーして貰いたいと思っていた事、歌い出しがこの季節にぴったりであるという事(歌い出し:夏が近づいたね いつもの帰り道)、発売された日がちょうど25年前の今日、1992年5月21日であり、運命を感じたためとの事。

「眩しくて」の振り入れはされていないため、メンバーが横に並び簡単なステップを刻んでの披露となった。元々ハコムスのカバー曲の候補には入っていた曲であるとの事である。
選曲した方にとっても、ハコムスメンバーにとっても、この場に居合わせたファンにとっても「眩しくて」は特別な楽曲になったのではないだろうか。発売日からちょうど25年後の今日という日に、ハコムスが「眩しくて」を歌い上げ、宝くじライブ第3弾は幕を閉じた。

■賞品の贈呈式

箱文賞ハコくえすちょん賞はこむすといっ賞などの当選者には、メンバーから直々に賞品が送られた。ハコムスのファンは、普段から本当に幸せそうな表情でライブを見ているように感じる。そんなファンの皆様が唯一無二のお宝は手にするものだから、それはもう人はこれ程までに幸せそうな表情ができるのかと感じた、当選者の皆様は本当に嬉しそうな笑顔を浮かべていた。

終演後の特典会が始まる前に、バックヤードでメンバーから最後の挨拶があり、その際に、記念写真を撮らせて頂いた。ハコイリムスメの皆様お忙しい中、密着取材させて頂き有難うございました。

■あとがき

最後にバックヤードに入った時のただの個人的な感想です。
2013年10月にAKIBAカルチャーズ劇場がオープンして以降、バックヤードへのファンの立ち入りが許されたのは、今回が初めてとの事です。私、一度は「あの壁」を見てみたいと思っていました。この劇場のステージに立ったアイドルが、その証をサインとして残していくあの壁を。

取材なんて柄でもない私がこのムスメ賞の宝くじを購入したのも、宝くじライブの会場が今回はカルチャーズ劇場と知り、当たればバックヤードにも入れるかもしれないなと思ったため。これまで画像などで断片的に見る事しかなかったバックヤードの光景は、実際に目にすると壁中を埋め尽くす程に上から下までアイドルのサインで埋まっており中に入るなり圧倒される。
ここに立つとたくさんのアイドルのサインに囲まれることになり何だか高まる!幸せな気持ちになれる!ずっといていいと言われたなら、多分一日壁を眺めていても飽きない、と思う。

この劇場の全てを知ると思われる鈴木プロデューサーが、記念すべきサイン第1号、アップアップガールズ(仮)さんのサインの場所を教えてくださいました。

〈カルチャーズ劇場のあの壁〉
〈ハコイリムスメ様の楽屋〉
〈第一号 アップアップガールズ(仮)〉

そして、ハコイリムスメのサインも見つけました。映像では見た事がありましたが、実物を目にする事ができ感動しました。サインの日付(2014年8月27日)からも、デビューのきっかけとなった「デビュー直前アイドル5組新人公演 ~真夏のシンデレラたち~」のハコムスの最終公演の日に書かれたものである事がわかります。でももう多くのメンバーがいない・・・・。

当時まだ加入していなかった、2期生阿部かれんさんのサインもあるので、後から書き加えられたようです。3期生・4期生のサインは無く、まだ、どこにも書いていないとの事でした・・・。鉄戸美桜さんは初期メンバーですが、最終公演は修学旅行を抜け出して参加していた関係で、恐らくこの日にはサインを書いておらず、後日、新人公演結果発表の日に書いたものだと捉えています。

ハコムスがサインを書くまでこの壁はまだ真っ白でしたので、楽屋向かいの通路の壁がサインでいっぱいになり、外側の階段へ繋がる側の壁に書く事になったのだと推測されます。壁のハコイリ♡ムスメの文字は、当時のメンバーが1文字ずつ分担して書いていました。文字が太くなっているので、後ほど太く上書きされたのだと思われます。

メンバーのサインは、我妻さんのサインが今の特徴的な漢字を使用したサインとは全く違う事が目に付きます。本人に聞いたら冬の舞台から変えたと言っていたので、2014年12月の「花の下にて」から変更しているようです。卒業メンバーも含めた他のメンバーも、後ほど目にするサインとは変わっているメンバーもいます。分かり易くかわっているもの、よく見ないと違いが分からないもの、全く変わっていないと思われるものと様々。お手元にメンバーのサインがある方は、見比べてみると面白いかもしれません。

特典会が始まるまではまだバックヤードにいてよいとの事だったので、壁いっぱいのアイドルのサインを眺めていたところ、次第にある事に気付かされる。既に解散しもう見ることも出来なくなってしまったグループも多いという事実に。

ハコムスは80年代の楽曲のカバーが多く、そのゆったりとした空気感から、どこか過去の世界かあるいは別の次元にいるグループかと錯覚してしまいそうになる。しかしハコムスが生きているのはこのサインのアイドル達と同じ現在のアイドルシーン。いつどうなるか分からないアイドル業界で、メンバーの入れ替わりはあるもののグループを継続し、こうして足を運びたいと思わせてくれる魅力的なグループであり続けてくれる事に感謝したい。

私が始めてこの劇場を訪れたのは、2014年7月23日、ハコムス新人公演の初日の事。当時ライブを見た感想は「いや新人公演ゆうても新人にも程があるやろ!ただ美少女なだけやないか!」というものでした(スイマセン)。でもそれくらい歌もダンスも出来ていなくて、アイドルとはどういうものかも分からずなんとなくステージに立っている、そんな印象でした。活動し始めのほんとに最初の頃はメンバー間の結束などもなかったようです。

そんなひと夏限定で終わる予定だったユニットが今でも活動を続け、当時、最年少だった我妻さんがリーダーとして仲間を見守る姿や、卒業を控えた神岡さんが、時に「神おこ」となり後輩メンバーに何かを残そうと真剣に指導する姿を、この思い入れのあるカルチャーズ劇場で目にする事ができ、感慨深いものがありました。

文・写真:ふっきー